みなさんは青汁を飲むタイミングって気にしていますか?

基本的に青汁はいつ飲んでも良いものですし、ルールなどを気にせず気楽に飲み続けられることで長続きするのが最も理想的ではありますが、せっかく飲むなら最大限の効果を得られる方法も知りたい!というかたも多いのではないでしょうか。

今回はそんな青汁を飲む時間によって効果に違いが現れるのか、詳しく見ていきましょう。

あなたのタイミングは朝?昼?夜?

前述でも『基本的に青汁の飲むタイミングはいつでもよい』としましたが、豊富な栄養を得られる青汁で普段の食生活で足りない部分をカバーしてくれることを考えると、食事と一緒に飲むのが正解なのかとか、いろいろ考えてしまうことも多いと思います。その高い栄養価で得られる効果を最大限に発揮したいという気持ちはごく当然のことですよね。

もちろん、青汁は薬ではないため効果がすぐに感じられるというわけではありませんし、豊富に含まれる食物繊維の働きによって飲み過ぎると体質によってはお腹がゆるくなることもあります。一度に多く飲めば効果が増幅するというわけではないので、しっかり決められた用法・容量を守って飲むようにしましょう。

 

実は目的によって飲むタイミングを変えたほうが良い?

いつ飲んでも良いとはいえ、実は目的とする内容によっては飲むタイミングを工夫してみるのも良いかもしれません。

例えば栄養補給を目的とするのであれば朝起きてすぐの目覚ましドリンクとして飲むのがおすすめです。

起きてすぐに水や白湯を飲むとスッキリ目覚められるという話を聞いたことはないでしょうか。これは睡眠中にかいた汗により身体が水分不足になっているため、失われたぶんの水分を補ってあげることで身体が目覚めるというもの。このときは汗をかくことで消費したエネルギーを補おうとする働きが起こるため、このタイミングで青汁を飲むことで効果的に水分補給と栄養補給が同時に出来るというわけですね。寝起きに頭がボーッとしたり体が怠かったりするのは寝ているときにエネルギーを消費したことによるものも1つの原因だったりします。

ただ、注意しなければいけないのが冷たい飲み物を一気に飲むと体が急激に冷やされ負担がかかるため、時間をかけて少しずつ飲むようにするといいですね。

また、便秘改善やダイエットなど体質改善を目的としている場合は食事の前後・運動の前後に飲むと効果的とされています。

例えばダイエットであれば空腹時に食物繊維が豊富な青汁を飲むことで、胃の中で膨らんで満腹中枢が刺激されるため余計に食べ過ぎてしまうことを未然に防ぐことができます。さらに血糖値の上昇もゆるやかになるため、太りにくい体質をつくることにも効果的。また、食後の場合であれば食事から得た栄養・エネルギーを身体が消化吸収しようとしている真っ最中のため、そこで栄養豊富な青汁を飲むことでより効果的に豊富な栄養を吸収することに期待ができます。

便秘の解消にも同じことが言えますが、食物繊維の効果をしっかりを実感するのであれば朝起きてすぐや食後などの身体が吸収しやすいタイミングで飲むのが良いでしょう。

このように目的によっては飲む時間を変えてみるのもいいかもしれません。しかし最も大切なのは毎日継続して飲み続けることです。徐々にからだのなかからキレイにしていくことで効果を実感できるものであるという性質上、効果が現れず焦ってしまう気持ちは分かります。しかし1週間試して効果がないと辞めてしまうのはとても勿体ないです。少なくとも1か月から3か月は続けて飲んでみてください。

 

青汁に含まれる代表的な栄養素と得られる効果のおさらい

1.ビタミン類

老化の原因である活性酸素はタンパク質や脂質を酸化させ動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。ビタミンAやCは活性酸素の増加を防ぎ、若々しい肉体の維持に必要不可欠な栄養素です。また、ビタミンAは目の機能を保つ働きがあり、暗がりでも目を見えやすくするためのロドプシンという物質の生成に必要な栄養素です。

粘膜や肌の生成を活発にする働きや抗酸化作用もあるため抵抗力の上昇、肌荒れやかさつきの改善、口内炎などの抑制、がんの抑制など私たちの健康維持にとって重要な栄養素です。 天然保湿因子(NMF)の生成を促して肌の乾燥を防いでみずみずしい美肌へ導いてくれる他、老化の原因である活性酸素はタンパク質や脂質を酸化させ動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしますが、ビタミンAやCは活性酸素の増加を防ぎ、若々しい肉体の維持に役立つ栄養素でもあります。

ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パンテトン酸、葉酸、ビオチン)はそれぞれ役割が違うものの、お互いは協力し合うことで相乗効果を生み出して体内の様々な代謝を良くするのに必要な栄養素となっています。例えば、体内の脂肪の燃焼が促されることで皮脂が減少し、ニキビや肌荒れの予防につながります。

ビタミンCはコラーゲンの生成を促して美肌効果に期待が持てるだけでなく、血管や骨・筋肉といった体組織を作るうえで必要不可欠な栄養素です。また、白血球の働きを強化する働きもあるため免疫力を高め、風邪をひきにくくする予防効果もあります。

最近の研究ではがんの原因の1つと言われる『ニトロソアミン』の生成を抑制することも分かっています。ニトロソアミンとは食品を加工する際に使用される亜硝酸塩と腸内のアミノ酸などと反応して作られるものですが、これを抑制することで発がん性を下げる効果が期待できるとされています。また、抗がん作用があるとされるインターフェロンという物質の生成を促す効果もあります。

さらに現代はストレス社会と言われるほど心身ともに負担がかかることが多いですが、ビタミンCには抗ストレス作用があることでも注目されています。ストレスを感じることによって分泌されるアドレナリンによって体内でエネルギーを作り出す働きが起こり、それによってストレスに対抗するわけですが、ビタミンCはこのアドレナリンの生成も助ける作用があるため、ストレス社会の現代には重要な栄養素になっています。

ビタミンEは別名、若返りのビタミンと呼ばれます。これはコラーゲンを破壊する活性酸素から肌を守り、また血行の促進をすることで血の巡りがよくなることでその結果、リンパ液も正常に流れるようになり新陳代謝があがることで体内に毒素が溜まりにくい状況をつくりだすことができます。また、活性酸素が過剰に発生してしまうと老化が進行し、シワやシミを始めとした肌トラブルが起こりやすくなります。是非ともビタミンCと共にとって健康な肌作りを意識したいものです。

 

4.カリウム

カリウムは体中の水分代謝を促進し、老廃物や余分な塩分・水分を体外に排出してくれます。そのためむくみ解消やデトックス効果に期待ができるほか、高血圧による心臓病や脳卒中などの予防に効果的とされています。

また、ビタミンB類と同じくエネルギーをつくるために欠かせない栄養素でもあるため、季節の変わり目や夏などの厳しい季節にはカリウムが不足することでバテやすくなったり、無性にイライラするなど不調となってあらわれることも多くあります。

 

5.カルシウム

カルシウムは骨や歯の生成に必要なものとして広く知られている必須ミネラルですが、実はカルシウムの働きはそれだけではありません。

一般的に乳製品や魚介類に多く含まれることで知られていますが、野菜にも多く含まれています。カルシウムには脳のはたらきを良くする効果もあります。血中のカルシウム濃度が下がるとイライラしたり集中力が低下するなどの弊害も起こるため、普段からしっかり摂取しておきたい栄養素です。

また、エネルギーの代謝や血圧・筋肉の収縮、神経の働きなど私たちの身体に深く関係しているほか、お肌の角質を生成する際にカルシウムが必要になります。カルシウムが不足することで肌の代謝が落ち込むと古い角質がとどまり、くすみやシミ、シワの原因になります。また、肌細胞の密着力を高めることで外からの攻撃(紫外線や冷気など)をブロックする役割や、肌のうるおいを保つために必要な細胞間脂質の生成を促す働きもあります。

 

6.食物繊維

食物繊維はご存知の通り腸内環境の改善にとっても役立つ栄養素ですが、実は免疫力の向上にも密接に関わりがあるのはご存知でしょうか。

まず食物繊維の働きによって腸内の善玉菌が増えることで腸内環境を整える働きを助けます。また食物繊維はその名の通り繊維状のものですから、水分を含んで体内の老廃物や有害物質を絡めとって一緒に運んでくれる働きがあります。この絡めとられたものは便と共に体外へ排出されるわけですがこの際、便のかさ増しにもなり便秘解消にも効果があります。便秘は万病の元と言われるほど深刻な悩みですよね。体内に老廃物や有害物質が長く溜まることで代謝が悪くなり結果、疲労物質も溜めこんでしまいがちになってしまいます。また、毒素が血液中に溶け出して全身を流れることで気になるニオイの原因になったり肌のハリがなくなる、シミやシワが目立つなど見た目にも悪影響を及ぼすため、健康な身体作りをするうえでは必ず意識して摂取しておきたい栄養素のうちの1つです。

また胃の中で水分を含むと膨らむため、満腹感を得られることで食べ過ぎを抑制できたり、糖質や脂質の吸収をゆるやかにするため血糖値の急上昇を抑えたり血中コレステロール値を下げる働きがあります。老廃物同様、水に溶けたゲル状の食物繊維は余分な脂肪を一緒に体外へ排出する働きもあるため、糖尿病や肥満など生活習慣病の予防にも効果が期待できます。