みなさんは『青汁を飲む』ということに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?おそらく多くのかたは『健康になるため』『身体の栄養バランスを整えるため』というイメージをお持ちではないでしょうか。もちろん、それも正解なのですが青汁にはまだまだ秘められたパワーがあります。

一般的に青汁は健康になるために飲むものというイメージが強いかと思いますが、実は青汁を作る際に使用されている野菜には美容効果をたくさん含んでいるものが多いのです。今回は青汁を飲むことで得られる美容効果のある栄養素と、その働きを確認していきましょう。

 

青汁の美容効果について知る

まず美しい肌を維持するためには、美容液・化粧水などの化粧品類による外側からのケアと、規則正しい食事・適度な運動・正しい睡眠・ホルモンバランスを整えることなどによる内側からのケアの2つが重要です。このどちらが欠けてしまっても美肌を手に入れることは難しいのです。

遅くまでスマホをいじって夜更かししていたり、脂っこいものばかり食べているようでは、いくら高級な化粧品を使ったり、エステに通ったりして肌がキレイになったと感じても、それは一時的なものにしか過ぎません。むしろ規則正しい生活リズムのなかで適度に外側からのケアをしてあげれば高級エステに通うのと大差ないくらいにキレイなお肌を手に入れることができるのです。

青汁はその内側からのケア、つまり栄養補助をする飲み物として重宝します。昨今の欧米化した食事ではどうしても野菜が不足しがちになってしまいます。野菜が不足すると当然、必要な栄養素をしっかりと補給しきれませんから身体のなかからキレイにすることは難しくなってしまいます。しかし仕事が忙しくてゆっくりご飯を食べている時間がない、または仕事の付き合いで外食することが多く栄養バランスを考えている暇がないといった私たち現代人にとって、手軽に栄養補給ができる青汁はとてもありがたいものになっています。

 

青汁にはどのような美肌効果があるのか

では、そんな現代の私たちの強い味方である青汁を飲むことによってどのような美容効果が期待できるのでしょうか?

実際にそれぞれの働きについて確認していきましょう。

 

ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE)

ビタミンAは目の機能を保つ働きがあり、暗がりでも目を見えやすくするためのロドプシンという物質の生成に必要な栄養素です。粘膜や肌の生成を活発にする働きや抗酸化作用もあるため抵抗力の上昇、肌荒れやかさつきの改善、口内炎などの抑制、がんの抑制など私たちの健康維持にとって重要な栄養素です。 天然保湿因子(NMF)の生成を促して肌の乾燥を防いでみずみずしい美肌へ導いてくれる他、老化の原因である活性酸素はタンパク質や脂質を酸化させ動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしますが、ビタミンAやCは活性酸素の増加を防ぎ、若々しい肉体の維持に役立つ栄養素でもあります。

ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、、ビタミンB、ビタミンB12、ナイアシン、パンテトン酸、葉酸、ビオチン)はそれぞれ役割が違うものの、相乗効果を生み出して体内の様々な代謝を良くするのに必要な栄養素となっています。例えば、体内の脂肪の燃焼が促されることで皮脂が減少し、ニキビや肌荒れの予防につながります。また葉酸は妊娠中の女性にとってはとても重要で、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減することが分かっていますから、意識して摂取したい栄養素になっています。

そして美容ドリンクなどによく入っているビタミンCは、高い抗酸化作用があるほか、コラーゲンの生成を促して美肌効果に期待が持てるだけでなく、血管や骨・筋肉といった体組織を作るうえで必要不可欠な栄養素です。また、白血球の働きを強化する働きもあるため免疫力を高め、風邪をひきにくくする予防効果もあります。

最近の研究ではがんの原因の1つと言われる『ニトロソアミン』の生成を抑制することも分かっています。ニトロソアミンとは食品を加工する際に使用される亜硝酸塩と腸内のアミノ酸などと反応して作られるものですが、これを抑制することで発がん性を下げる効果が期待できるとされています。また、抗がん作用があるとされるインターフェロンという物質の生成を促す効果もあります。

さらに現代はストレス社会と言われるほど心身ともに負担がかかることが多いですが、ビタミンCには抗ストレス作用があることでも注目されています。ストレスを感じることによって分泌されるアドレナリンによって体内でエネルギーを作り出す働きが起こり、それによってストレスに対抗するわけですが、ビタミンCはこのアドレナリンの生成も助ける作用があるため、ストレス社会の現代には重要な栄養素になっています。

しかしビタミンCは非常に壊れやすく、加熱することで得られるビタミンCの量が激減してしまうほか、水溶性のためすぐに尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。そのためビタミンCの効果を実感するには毎日欠かさず摂取することが大事になってきます。

ビタミンEは別名、若返りのビタミンと呼ばれます。これはコラーゲンを破壊する活性酸素から肌を守り、また血行の促進をすることで血の巡りがよくなることでその結果、リンパ液も正常に流れるようになり新陳代謝があがる、むくみが取れるということに起因しています。活性酸素が過剰に発生してしまうと老化が進行し、シワやシミといった見た目のデメリットだけでなく、更年期障害のリスクも高まります。ビタミンCにも抗酸化作用がありますが、それぞれ協力し合って相乗効果を生み出すことも分かっているので是非ともあわせてとりたい栄養素になっています。

 

カルシウム

カルシウムは骨や歯の生成に必要なものとして広く知られている必須ミネラルですが、実はカルシウムの働きはそれだけではありません。

エネルギーの代謝や血圧・筋肉の収縮、神経の働きなど私たちの身体に深く関係しているほか、お肌の角質を生成する際にカルシウムが必要になります。カルシウムが不足することで肌の代謝が落ち込むと古い角質がとどまり、くすみやシミ、シワの原因になります。また、肌細胞の密着力を高めることで外からの攻撃(紫外線や冷気など)をブロックする役割や、肌のうるおいを保つために必要な細胞間脂質の生成を促す働きもあります。

これだけ多くの役割があるカルシウムですが、年齢とともにカルシウムの吸収率が悪くなってしまうため意識的に摂取しなければいけません。カルシウムは食品によって吸収率が大きく変わる栄養素ですが、青汁の材料となる野菜はカルシウムの吸収に優れたものが多いため青汁を飲むことでカルシウム不足も解消できます。

 

食物繊維

食物繊維は腸内環境の改善と免疫力の向上に必要不可欠な栄養素です。

食物繊維の働きにより善玉菌が増えるので腸内環境を整えるのに役立ち、水分を含んで体内の有害物質を運んでくれる働きや便のかさ増しにもなるため、便秘解消に効果があります。にきびや肌荒れの原因である老廃物が体外に出ることによる美肌効果も期待できます。特に便秘は大腸がんや肌荒れのもととも言われていますから、体内の老廃物や有害物質を絡めとりながら排出してくれる食物繊維の働きは嬉しいですね。

また、ダイエットにも効果的なものと言われていて、胃の中で水分を含むと膨らむため満腹感を得られて食べ過ぎを抑制できたり、糖質や脂質の吸収をゆるやかにするため血糖値の急上昇を抑えたり血中コレステロール値を下げる働きがあります。水に溶けたゲル状の食物繊維は余分な脂肪を一緒に体外へ排出する働きもあるため、糖尿病や肥満など生活習慣病の予防にも効果的と言われています。

 

まとめ

いかがでしょうか。これらの栄養素を毎日の食事から摂取しようとするとボウルいっぱいの野菜を3食欠かさず食べなくてはいけなかったり、自分の好きなものを我慢して常にバランスを考えながら食事をしなければいけません。美容のために行っていることのはずが気付けばストレスを抱えていて、それが肌トラブルへ繋がってしまうのでは本末転倒もいいところですよね。

それに比べて1日1杯、自分の好きなタイミングで飲める青汁はこのように多くのことを意識することなく、無理なく続けられるということが最大のメリットになってきます。手間もかからずストレスにならない青汁での栄養補給、おすすめです。