「しっかり寝たのに朝がつらい…」「なんだか体が重くて動くのがだるい…」こんな経験、誰しも一度はあるかと思います。現代人はとても忙しく働いていて朝早くから夜遅くまで働きづめのかたも多いのでは?

せっかくの休日も寝たきりで気付けばまた出勤日の朝が…。なんてことを繰り返していると気も滅入ってしまいます。これらは慢性的な疲労が原因となっていることが多く、生活習慣を見直さない限り改善されないことも多いのです。しかし改善をすると言ってもそう簡単にできれば苦労はしませんよね。だからこそ忙しい現代社会において適切な栄養補給はとても重要なのです。

今回は疲労回復をテーマに青汁で得られる効果を見ていきましょう。

 

疲労回復には適切な栄養補給を!

私たちが感じる疲労は、日々の活動によってエネルギーが不足したり、身体に疲労物質が蓄積することによって感じるものです。疲労を感じたときは身体から休む必要がありますという警告が出ているわけですが、現代社会に生きる私たちはそう簡単に休むことはできません。仕事中に疲れたからといって家に帰って眠るわけにはいきませんよね。かといって無理をしてしまっても疲労は蓄積する一方でどんどん症状が悪化していき、やがて慢性的なものとなるとなかなか改善も難しくなってしまいます。

もともと疲労を感じていても一晩ぐっすり寝ればだいたいはスッキリと回復します。これは睡眠中に私たちの身体が一生懸命、細胞のダメージの修復作業をしてくれていることによるものです。しかしなかには一晩しっかり寝ても疲労感が取れない人もいます。これは適切な休養を取らず無理し続けてしまうことで起こる疲労の溜まりすぎが原因です。そのまま放置するとやがて一晩寝るだけでは回復できないほどの疲労の負債を抱え続けてしまうことになり次々と疲労物質を背負い込むことになります。これが結果として慢性疲労へと繋がってしまい、ここまでくると土日は泥のように眠り続けるといった異常事態に陥ってしまうというわけですね。

もちろん、こうした疲労をため込むことは身体にとっては悪いことだらけです。常に脳や身体が疲れている状態のため、脳が正常に働かず仕事や作業の効率は下がりますし、身体も思うように動かずもどかしい思いをするでしょう。また自律神経のバランスが乱れ、ホルモンバランスも崩れるとニキビや肌荒れといった肌トラブルや、下痢やヘルペスなどの身体的な異常もあらわれやすくなります。

慢性疲労状態になると活性酸素も過剰に発生するため、老化や病気の引き金になることも。そのまま気付かず働き続けて『過労死』なんてことも十分にあり得るため、疲労を軽く見てはいけません。

 

日々のケアが大切

ではそうした疲労を溜めこみすぎないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。

まずは早めの休養と規則正しい生活、そして栄養バランスの取れた食事が重要になってきます。忙しいとどうしても睡眠時間を優先するあまり食事を削ってしまうことも多くなりますが、疲労を回復するための栄養素、つまり体内にそのための材料がないといくら睡眠ばかり意識しても疲労を回復させるのは難しいでしょう。特に食事は疲労回復に効果的なもの、活性酸素を抑えるものを意識的に食べるようにしたいですね。

疲労回復に役立つ栄養素は代表的なものとしてクエン酸、ビタミンC、ビタミンB1などが挙げられます。また、活性酸素の過剰な生成を防ぐためには抗酸化作用があるビタミンA(ベータカロテン)、ビタミンC、SOD酵素などが挙げられます。

 

青汁に含まれる栄養素とその働き

ビタミンA

老化の原因である活性酸素はタンパク質や脂質を酸化させ動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。ビタミンAやCは活性酸素の増加を防ぎ、若々しい肉体の維持に必要不可欠な栄養素です。また、ビタミンAは目の機能を保つ働きがあり、暗がりでも目を見えやすくするためのロドプシンという物質の生成に必要な栄養素です。また、粘膜や肌の生成を活発にする働きや抗酸化作用もあるため抵抗力の上昇、肌荒れやかさつきの改善、口内炎などの抑制、がんの抑制など私たちの健康維持にとって重要な栄養素です。 ビタミンCやベータカロテンなどには脳に蓄積した活性酸素を除去する効果もあるため、仕事などで酷使した頭の疲労感を回復する効果にも期待できます。

 

ビタミンB1

青汁に豊富に含まれるビタミンB群のなかでも特に主要エネルギーである炭水化物を分解し、活力とするためにはビタミンB1が必要です。運動をしたあとに筋肉が疲労している際、「乳酸が溜まった」とよく言われますが、実は乳酸は疲労物質ではありません。むしろ身体の疲労を回復するのに役立つものなのです。その乳酸が蓄積され、糖へと変換されるのですが、この糖をエネルギーへと変換してくれるのがビタミンB1なのです 。

ビタミンB1は疲労時に多く消費されるため、疲労回復の際には積極的に摂取したい栄養素です。ビタミンB1が不足すると糖質の分解ができなくなってしまいます。その結果、疲労物質である乳酸やピルビン酸などが蓄積されてしまい、疲労を感じやすくなったり、食欲不振や手足のしびれ、むくみ、倦怠感、動悸などがあわせて起こってしまうこともあります。

 

ビタミンC・E

ストレス社会の現代では心身ともに負担がかかることが多いですが、ビタミンCには抗ストレス作用があることでも注目されています。ストレスを感じることによって分泌されるアドレナリンによって体内でエネルギーを作り出す働きが起こり、それによってストレスに対抗するわけですが、ビタミンCはこのアドレナリンの生成も助ける作用があるため、ストレス社会の現代には重要な栄養素になっています。

そして美容ドリンクなどによく入っているビタミンCは、高い抗酸化作用があるほか、コラーゲンの生成を促して美肌効果に期待が持てるだけでなく、血管や骨・筋肉といった体組織を作るうえで必要不可欠な栄養素です。また、白血球の働きを強化する働きもあるため免疫力を高め、風邪をひきにくくする予防効果もあります。

しかしビタミンCは非常に壊れやすく、加熱することで得られるビタミンCの量が激減してしまうほか、水溶性のためすぐに尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。そのためビタミンCの効果を実感するには毎日欠かさず摂取することが大事になってきます。

また、ビタミンEは別名『若返りのビタミン』と呼ばれます。これはコラーゲンを破壊する活性酸素から肌を守り、また血行の促進をすることで血の巡りがよくなることでその結果、リンパ液も正常に流れるようになり新陳代謝があがる、むくみが取れるということに起因しています。活性酸素が過剰に発生することで体内の酸化が進み、そのまま放置しておくと錆びつきます。細胞が錆びつくことで働きが鈍くなるため、年齢を重ねるごとに若い時と比べてはるかに活力は低下していますし、溜まった疲労も抜けにくくなります。この錆びついてしまった身体機能を回復させるために必要なのが抗酸化作用のある栄養素というわけですね。

増加した活性酸素の量を減らすことで自然と身体機能が回復すると同時に、免疫力や抵抗力も回復するため根本から疲れにくい身体づくりをすることもできます。身体の老化を防ぎ、むしろ回復させることにより根本からの改善がはかれるのです。ビタミンCにも抗酸化作用がありますが、それぞれ協力し合って相乗効果を生み出すことも分かっているので是非ともあわせてとりたい栄養素になっています。

 

カルシウム

カルシウムは言わずと知れた、骨や歯を作る上で欠かせない大切な栄養素です。乳製品や魚介類に多く含まれることで知られていますが、実は野菜にも多く含まれています。しかし実はカルシウムは骨や歯を作るだけでなく、脳のはたらきを良くする効果もあります。血中のカルシウム濃度が下がるとイライラしたり集中力が低下するなどの弊害も起こるため、普段からしっかり摂取しておきたい栄養素です。

また、エネルギーの代謝や血圧・筋肉の収縮、神経の働きなど私たちの身体に深く関係しているほか、お肌の角質を生成する際にカルシウムが必要になります。カルシウムが不足することで肌の代謝が落ち込むと古い角質がとどまり、くすみやシミ、シワの原因になります。そのうえ疲労によって代謝が落ちていたりホルモンバランスが崩れてしまっていては見た目の劣化も著しくあらわれてしまうため、カルシウムの接種は必要不可欠であると言えます。

これだけ多くの役割があるカルシウムですが、年齢とともに吸収率が悪くなってしまうため意識的に摂取しなければいけません。カルシウムは食品によって吸収率が大きく変わる栄養素ですが、青汁の材料となる野菜はカルシウムを豊富に含んだものが多いため青汁を飲むことでカルシウム不足も解消できます。

 

食物繊維

食物繊維は腸内環境の改善と免疫力の向上に必要不可欠です。

食物繊維の働きにより善玉菌が増えるので腸内環境を整えるのに役立ち、水分を含んで体内の有害物質を運んでくれる働きや便のかさ増しにもなるため、便秘解消に効果があります。体内に老廃物や有害物質が溜まることで代謝が悪くなり結果、疲労物質も溜めこんでしまいがちになってしまうのを防いでくれる食物繊維は積極的に摂りたい栄養素ですね。

また、胃の中で水分を含むと膨らむため満腹感を得られて食べ過ぎを抑制できたり、糖質や脂質の吸収をゆるやかにするため血糖値の急上昇を抑えたり血中コレステロール値を下げる働きがあります。水に溶けたゲル状の食物繊維は余分な脂肪を一緒に体外へ排出する働きもあるため、糖尿病や肥満など生活習慣病の予防にも効果的と言われています。

 

SOD酵素

活性酸素は適量であれば細胞を守る働きがありますが、これが過剰に発生すると逆に細胞を酸化させたり遺伝子を傷つける原因になります。それを防ぐために活躍するのが抗酸化作用をもつSOD酵素です。
SOD酵素は加齢や生活習慣によって減少することがわかっているため、食べ物から効率よく摂取することで働きを助けることができます。また、SOD酵素以外にも大麦若葉にはGIV(グルコシルイソビテキシン)というフラボノイドが含まれていて、これも活性酸素の過剰な働きを抑制する働きがあります。

 

まとめ

疲労を回復するための栄養素は日々の食事からしっかり摂取したいものですが、なかなかそうはいかないことも多い現代社会ですから、手軽に飲める青汁を効果的に取り入れていきたいですね。

野菜に含まれるビタミンCやビタミンE、ベータカロテンには活性酸素を除去する働きがあります。 常にこうした栄養素を取り入れておくことで疲労の回復のみならず、普段から疲れにくい身体を作っておくことも大事なことです。

まずは青汁を継続的に飲むことで体質改善から始めましょう。